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notes/雑記

グループラインの“かまってちゃん”2

 
 
 

そもそもグループラインの“かまってちゃん”はどのようにして誕生するのか。まず、そのグループの中で「イニシアチブを取っていること」が、誕生の条件になると思う。

 

ある企業の新卒採用者15人が懇親会で仲良くなり、入社前後の相談や同期として親睦を深めるためのグループラインを立ち上げたとしよう。

懇親会で率先してしゃべっていた人、グループラインを作ろうと発言した人、すでに結婚していて子どもがいる人。このような人たちは、イニシアチブをとる可能性が高い。いわゆる、何かしら分かりやすい特徴を持った人たち。良く言えば、コミュニケーション能力が高い人たちだ。

 

バイト仲間のグループラインなら、“かまってちゃん”になるのは、だいたい勤務年数が長い人。

昨日今日入った人が「うちのバイトのグループライン入って」と言われ、数日中に荒唐無稽なスタンプを連投したり、まだ顔も合わせたことがない人とトークルームで絡んだりはしないだろう。

“かまってちゃん”は、そういった新人がトークルームに入室した際、一番に「ようこそスタンプ」とかを送り、その後「次はいつ来るの?」、「学校どこ?」、「なんでこの店でバイトしようと思ったの?」と続き、「俺は5年働いてる」、「朝はマラソンやってる」、「これ、この間走った時の写真」などと全開になる。

バイト先で一目置かれている存在、シフトリーダーなどは“かまってちゃん”行為をする可能性が高い。イニシアチブを取っているからだ。

「ようこそスタンプ」で終わるなら良い人で済む。不慣れな新人に救いの手を差し伸べている。

しかし、そこから自分の話。グループラインの目的を無視したメッセージを送るのは“かまってちゃん”でしかない。

 

また、“かまってちゃん”のいるトークルームには、“かまってちゃん”に「かまってあげる優しい人」の存在がある。

先述のバイト仲間グループラインで考えると「マラソンやってる」、「この間走った時の写真」に対して、「どこ走ったの?」、「何キロくらい?」、「今度の大会出るの?」、「すごく良く撮れてる!!」と返す人が「かまってあげる優しい人」だ。

当然“かまってちゃん”は「すごく良く撮れてる!!」なんて言われたら、他の写真やサンキュースタンプなどを送るはずだ。

 

“かまってちゃん”誕生の条件

1.グループ内でイニシアチブを取っている

2.かまってあげる優しい人がいる

 

“かまってちゃん”誕生のハードルは低い。だから、どのグループラインにも高い確率で“かまってちゃん”がいるのだと思う。

 

 

 

illustrator:yanヤン

ノスタルジックな侘び寂びに強く惹かれるお年頃。イラストのテイストは自由に変化する。

日常にひそむ「おもしろ味」を見つけては一喜する日々。日本の歴史や文化も好物だけれど、ヨーロッパやアジアなど海外生活も経験しており、現地への馴染み方には定評がある。

趣味は喫茶店で憩うこと。コーヒーはブラックでは飲めないタイプ。

 
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