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notes/雑記

グループラインの“かまってちゃん”3

 
 
 

グループラインは特定の目的があるとはいえ、基本的にはゆるいスタンスでいいと思う。

「コンセプトに沿った発言をすること、それ以外のメッセージはNG」なんて掲げたトークルームはないだろう。たまには脱線して、関係のない話が続いても構わないと思う。

“かまってちゃん”が気をつけなければならないのは、大人数のグループライン。過半数が“かまってちゃん”とまだ信頼関係を築けていない場合だ。

 

20人のグループライン。学生時代のバイト仲間で、それぞれ仕事や家庭で忙しく、バラバラになって10年。夏休みの暑気払いと、忘新年会の年3回は集まろうとできたトークルームがある。

10年来となれば、本当に親しい関係が継続しているのは、20人中5、6人だと思う。

“かまってちゃん”はイニシアチブを取っている。もしかしたら20人中10人と親しい関係を継続しているかもしれない。

だから、年3回の集合情報以外に、毎週自分の近況報告を送ってくる。それに反応する優しい人もいる。

 

ここで“かまってちゃん”は考えるべきだ。

20人中10人は親しく信頼関係もあるだろうが、残りの10人はどんな気持ちでその意味不明なメッセージを見ているのか。

“かまってちゃん”と親しくない人が、仕事終わりに電車の中でラインを開く。

通知マークは36。トークルーム内のメッセージを見る。

7割は“かまってちゃん”が発信者。ほとんどのメッセージに内容などない。これは疲れる。

 

「関係ない話」も残りの10人にとってみれば苦痛だ。

例えばゴールデンウィークに、“かまってちゃん”含む20人中10人がバーベキューをしたとしよう。

「このメンツでバーベキューしたよ!夏休みはみんなで集まろう!」的なメッセージはウェルカムだ。「楽しそう!」、「夏はビアガーデンがいいな!」など反応できる。

“かまってちゃん”はその反応後も、よく分からない1〜2分の動画やら、メンバーの変顔写真やらをひたすら送る。バーベキューに行けなかった残りの10人はそれを見て、どうすればいいというのだ。

結局その動画や写真には、バーベキューに行った人が反応する。

「これ、マジウケた〜」。

「やっぱ○○さん、最高!」。

それは行った10人でグループラインを作ってやるべきだろう。20人みんなで共有するなら、さっさとアルバムに投稿すればいい。そのための機能だ。

 

突然時間ができて、グループライン内で会える人を探すのはよくあることだろう。

「渋谷なう。これから飲める人〜」なんて時に、グループラインは便利だ。

「ちょうど渋谷で仕事だった!合流しよう!」。

「私も終わった〜。中目黒だから近いから行くね!」。

3人で会うことになる。大事なのはそこから。

 

「じゃあ、ここ予約しました〜」。

「ごめん、電車遅延で10分遅れる」。

「あ、私も遅刻だ〜」。

「了解、じゃあ9時予約に変更しまーす!」。

「OK」。

「ありがとう、ごめんね〜」。

…………………………………

「いきなりだったけど、会えてよかった〜楽しかったね」。

「先帰ってごめんなさい!」。

「○○さん、結構変わったな!」。

「いや、カラオケであれ歌うあたりそのまんまw」。

「確かに〜」。

 

さぁ、みんなでツッこもう。

 

『よそでやれ』。

 

 

 

illustrator:yanヤン

ノスタルジックな侘び寂びに強く惹かれるお年頃。イラストのテイストは自由に変化する。

日常にひそむ「おもしろ味」を見つけては一喜する日々。日本の歴史や文化も好物だけれど、ヨーロッパやアジアなど海外生活も経験しており、現地への馴染み方には定評がある。

趣味は喫茶店で憩うこと。コーヒーはブラックでは飲めないタイプ。

 

 

 
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